大原野・長岡京地域とは
京都の西京区の地域を指します。この周辺は、歴史的にも古く平城京から長岡京への遷都に伴い発展しました。
長岡京は、桓武天皇によって平城京から遷都された都であり、784年(延暦3年)に建設されました。それにあわせ春日神社の分社として大原野神社が創建されています。
実際、長岡京は10年程度で平安京に遷都しました。この地域はその後も参詣者で賑わってきた場所です。大原野神社は、紫式部にもゆかりのある神社です。周囲に善峯寺や勝持寺など有名なお寺があります。春や秋は花や紅葉が美しい地域として有名です。今回は、長岡京地域に位置付けられる光明寺から更に頑張って長岡天満宮まで行けたらと思います。(結構な距離を歩けるか???)
- 大原野・長岡京地域とは
- 【周辺マップ】
- 今回の巡り方
- 善峯寺(よしみねじ)
- 大原野神社(おおはらのじんじゃ)
- 勝持寺(しょうじじ)
- 更に歩きたい人は
- 光明寺(こうみょうじ)
- 長岡天満宮(ながおかてんまんぐう)
- 今回のグルメ
【周辺マップ】
今回の巡り方
更にお勧めしませんが…。⇒徒歩1時間⇒光明寺⇒小倉山荘ファーム⇒パン屋 ニューバード⇒西向日駅⇒長岡天満宮駅⇒長岡天満宮といきます。小倉山荘ファームになんとしても行きたい!!光明寺の近くなんですよね。たぶんこの行程は体力ある人にしか無理だと思う。当日ご期待。
善峯寺までのアクセス(電車~バス)
(JR)
京都駅からだと
JR向日町駅下車(JR京都線~阪急バス66番(善峯寺行き)30分~終点「善峯寺」下車~徒歩8分。
(阪急電車)
阪急東向日駅下車(阪急京都線)~阪急バス66番(善峯寺行き)30分~終点「善峯寺」下車~徒歩8分。
※注意すべきはどうも1時間に1本しかバスがない点。下記の善峯寺のHPのアクセスから再確認が必要です!!
(参考:善峯寺HPより)
善峯寺(よしみねじ)
住所: 〒610-1133 京都市西京区大原野小塩町1372
電話番号: 075-331-0020
善峯寺は、京都市西京区大原野に位置する歴史深いお寺。山の斜面に広がる境内は「回遊式庭園」で、四季折々の花景色をじっくりと楽しむことができます。この美しい寺院は、「西国第二十番札所」としても知られています。
歴史
善峯寺は1029年に源算上人によって開かれ、初期には千手観音を本尊として奉安されました。1034年には鎮護国家の勅願所となり、「良峯寺」と名付けられ、その後「善峯寺」に改称されました。多くの天皇からの寄進と崇敬を受け、鎌倉時代から室町時代にかけては多くの僧や親王が住み、僧坊が52に及びましたが、応仁の乱(室町時代中期の1467年に発生し、文明9年(1477年)までの約11年にわたって続いた京都を焼き尽くした内乱。)で大半が焼失しました。
江戸時代には徳川綱吉公の生母桂昌院の支援により、主要な建物が復興され、多くの貴重な什物が寄進されました。
善峯寺は、ご本尊として千手観音、薬師如来、釈迦如来を祀っており、希有な霊験信仰があります。
諸堂(全体MAP)
善峯寺の境内には3万坪の広大な敷地があり、諸堂が建立されています。
山の中腹に位置する当山は3万坪の境内を有し、一周約30分から40分!!でお参りいただける回遊式庭園となっています。諸堂を巡りながら、京都随一の眺望と四季折々の花や樹木の彩りを楽しめるとの事。
四季折々の美しさ
春から冬まで、梅、桜、新緑、ツツジ、ぼたん、しゃくやく、サツキ、アジサイ、秋明菊、紅葉など、四季折々の花や樹木が楽しめます。
特に、桜と紅葉の名所としても知られています。また境内の随所から、京都市街を一望できる雄大な眺望が楽しめます。
大原野神社(おおはらのじんじゃ)
住所: 〒610-1153 京都府京都市西京区大原野南春日町1152
電話番号: 075-331-0014
歴史
大原野神社、別称「京春日」は、784年に桓武帝の長岡京遷都時に奈良の春日大社の神々をこの地に祀り、「京春日」と呼ばれ始めました。
春日大社と共に国家鎮護の社とされ、850年には文徳天皇によって壮麗な社殿が建立され、851年から春秋に勅祭が行われるようになりました。この社は、藤原氏によって女性の出世を祈願する場として重んじられ、多くの歴史的記述や古典に登場します。なかでも寛弘2年(1005)3月8日に中宮彰子が本社に行啓、御父左大臣藤原道長、紫式部以下がお供をしました。その行列の絢爛さは、人々の眼をみはらせたと云われています。本殿では主に建御賀豆智命(たけみかづちのみこと)、伊波比主命(いわいぬしのかみ)、天之子八根命(あめのこやねのみこと)、比賣大神(ひめがみ)が祀られ、女性の守護神としての信仰が篤いです。
また、 大原野神社は、紫式部の氏神としても知られています。源氏物語の作者紫式部は大原野神社を氏神と崇め、この大原野の地をこよなく愛していました。紫式部御朱印も人気です。
境内
奈良の春日大社にあるような狛鹿や鹿の手水舎があり、おみくじやおまもりなども鹿をモチーフにしたものが多い。- 広大な境内には、諸堂が建てられており、四季折々の美しい風景が楽しめます。
四季折々の美しさ
春には桜、初夏には花々、秋には紅葉が彩ります。
幻の桜 千眼桜(せんがんざくら)満開の期間が3日間と短い一重の枝垂れ桜
たくさんの花芽をつけることから、つけられた名称。満開の期間が3日間ほどとたいへん短く、幻の桜と呼ばれています。運よく満開を見ることができたら、千の願いが叶うともいわれています。
勝持寺(しょうじじ)
住所: 〒610-1153 京都市西京区大原野南春日町1194
電話番号: 075-331-0601
歴史
勝持寺は、”天武天皇の勅によって神変大菩薩役の行者が創建”された古刹です。
伝教大師が桓武天皇の勅を奉じて堂塔伽羅を再建し、”左手の薬壷から右手で薬を摘み取る珍しい姿の薬師瑠璃光如来”を本尊として祀りました。 仁明天皇の勅によって塔頭49院を建立されましたが、応仁の兵火に遭い、仁王門を除きすべて焼失しました。現在の建物は乱後に再建されたものです。
平安末期の歌人西行は保延6年(1180年)当寺で出家されたと伝えられてます。
諸堂
境内には3万坪の広大な敷地があり、諸堂が建立されています。
四季折々の美しさ
春から冬まで、梅、桜、新緑、ツツジ、ぼたん、しゃくやく、サツキ、アジサイ、秋明菊、紅葉など、四季折々の花や樹木が楽しめます。
西行が植えた西行桜など、約100本の桜が境内を彩ります。桜と同じ数だけの紅葉も植えられているので、晩秋には紅葉が美しく、四季折々の風景を堪能!!
こちらの方のHPも参考になります。↓
更に歩きたい人は
多分、観光ガイドだと上記の3寺社が1日の名所巡りに記載されていると思います。
ネコケンはここから1時間かけて長岡京方向の”光明寺”まで歩きます。多分この時点で2万歩は軽く超えているかも。結構ハードでしょう。
光明寺(こうみょうじ)
住所: 〒617-0811 京都府長岡京市粟生西条ノ内26-1
電話番号: 075-955-0002
歴史
光明寺は、法然上人の弟子である熊谷蓮生(れんせい)法師によって、“1198年(建久九)”に京都府長岡京市西山のふもと粟生広谷の地に御堂を造立されたのが始まりです。
西山浄土宗の総本山として、多くの信者が訪れ、法要や法話会が行われています。
本堂
光明寺の本堂は、国指定重要文化財であり、鎌倉最大級の規模を誇ります。
本堂からは、小堀遠州作庭の庭園や枯山水の石庭が一望できます。
四季折々の美しさ
もみじ参道
参道の両脇には美しいもみじが植えられており、「もみじ参道」と呼ばれています。秋の紅葉シーズンには、その景観がとても綺麗です。
京都の中心部から少し離れているため、紅葉の穴場スポットとしても知られています。
さて、なんとかここまでこれました。実際に行ったら後は、小倉山荘とパン屋さんを目指し西向日駅に向かいます。そこから長岡天満宮駅まで行き最後の目的地を目指します。お腹一杯か?疲れ切っているかはわかりませんが、ひと踏ん張りです!!
長岡天満宮(ながおかてんまんぐう)
住所:〒617-0824 京都府長岡京市天神2丁目15−13
電話番号: 075-951-1025
歴史
学問の神様である菅原道真公を祭神としてまつっています。この神社は、道真公が大宰府へ左遷された際に立ち寄った場所とされており、惜別の思いを込めて創建されました。
四季折々の美しさ
境内には美しい景色が広がっており、特に「錦景苑」は紅葉の名所として知られています。この庭園は2007年に整備され、約100本のカエデが植えられています。秋の錦景苑では紅葉がライトアップされ、秋を堪能することができます。(ネコケンが行くのは春なんだけど。あまり期待できないか?)
境内の東側には八条ヶ池が広がり、水上橋からはキリシマツツジや桜、梅、花菖蒲、睡蓮などが美しく一望できます。長岡天満宮は、歴史と自然が調和した場所として、多くの人々に親しまれています。
今回のグルメ
ランチ
そば切り こごろ
075-333-7311
京都府京都市西京区大原野南春日町1152 大原野神社境
今回、行きたいお店です。 定休日:木曜日
インスタグラムがあるようです。
以下はぐるなびからの紹介です。
r.gnavi.co.jp
パン
ニュー バード
定休日:火曜日,水曜日
カフェ
小倉山荘ファームダイニングカフェ
075-874-1681
京都府長岡京市今里蓮ケ糸45番地 小倉山荘竹生の郷内
無休
大体こんな感じですね。実際の旅行、食べ物メインで考えると月曜日か金曜日にでかけるしかないかも。
ちょっと楽しみ。
ーネコケンー