のら保健師の独り言

常勤行政保健師歴28年の経験をもとに、行政保健師向けに役立つ情報を提供するブログです。特に新人~中堅まで気づきにくいけど知っておきたい周辺情報を積極的に発信しています。ぜひご覧ください!

新人保健師の“先延ばし”を攻略する!脳のハードルを地面まで下げる1%の行動術。

こんにちは、還暦保健師のネコケンです。

4月の第1週、いかがお過ごしですか?

新しい職場、慣れない環境。きっと今、このブログを読んでいる新人保健師のあなたは、目の前の膨大な業務量に圧倒されているのではないでしょうか。

今はバタバタしていますが、そのうち

「先輩に指示された記録が終わらない」

「対象者への電話一本が、どうしても億劫で後回しにしてしまう」

「家に着いたら泥のように眠ってしまい、やり残した仕事に罪悪感を感じる」

そんな時期が必ずやってきます。

 

事前に知っておきたいこと

そんな自分を、「私は甘えている」「保健師に向いていないのかも」と責める必要はありません。

今日は、30年現場を歩いてきた私から、あなたに一番伝えたい話をします。


その「めんどくさい」「動けない」という感覚は、あなたの性格のせいではなく、純粋な「脳の仕組み」の問題 なのです。

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1. 「めんどくさい」は、心の筋力低下です

あるポッドキャストを聞いていた時、「行動することは筋力と同じだ」とおっしゃっていました。


私もこれには深く同意します。

 

ちょっと億劫だな、と思うことをエイッとやってみる。


この「小さな行動」を繰り返すことで、心の筋力は鍛えられ、耐性がついていきます。


逆に、やらないで放置し続けると、心の筋力はどんどん落ちていき、ますます動けなくなってしまうのです。解決策は、この後示します。

 

新人時代は、そもそも慣れない仕事で脳のエネルギーを使い果たしています。


いわば、毎日フルマラソンを走っているような状態。


だから、筋力が一時的に落ちて「動けなくなる」のは、生理現象として当たり前のことなのです。

 

 2. ハードルを「地面スレスレ」まで下げる技術

「動かなきゃ」と思うほど動けなくなるのは、あなたが真面目で、無意識に「100%完璧に終わらせる」という高いハードルを設定しているからです。

 

そんな時は、ハードルを地面まで下げてしまいましょう。

 

私が今でもやっている秘策を教えます。小さなステップでやっていく事です。

例えば

それは、「布団の中から一分だけ手をつける」という方法です。

「今日はもう無理、一歩も動けない」という朝や夜。


布団の中で寝転んだまま、スマホでほんの少しだけ作業をします。


・ 関連する資料を一行だけ検索する
-・音声入力で、今のモヤモヤや、記録に残すべき一文をブツブツ喋ってメモする

これだけで、あなたのタスクは「0から1」へ進んでいます。


「あ、少し手がついた」という感覚が、あなたの自己肯定感を守り、次のステップへ進むための呼び水になります。

 

 3. 「一旦終了!」と決める勇気

保健師の仕事は、オープンループ(やりかけの仕事)だらけです。
でも、脳のメモリには限界があります。


「あれもやらなきゃ」「これ、どうしよう」と考えながら寝ても、脳は休まりません。

そんな時は、心の中で「一旦終了!」と唱えてください。

 

それは前回の記事でもお話した「注意の残留」の影響です。

nekoken2022.hatenablog.com

 


「今日はここまでやったから、寝る!」と決めた自分に嘘をつかない。


くよくよ悩むくらいなら、寝ることに全集中する。

 

この「決めて休む」力も、専門職として長く健康に働き続けるための大切なスキルです。

 

そして対人援助スキルにも直結していきます。

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最後に:あなたは一人じゃない

新人保健師のあなたが感じている「だるさ」や「めんどくささ」は、あなたが人間である証拠。


そして、その仕組みを知り、道具(スマホやAI、音声入力)をうまく使いこなすことで、その壁は必ず乗り越えられます。

 

無理をして100点を目指して燃え尽きるのではなく、「ほどよくご機嫌」に。


まずはほんの少しだけ進めてみることから始めてみませんか?

 

あなたのことを、心から応援しています。

 

どこかの回でケースワークにも、自分の健康管理にも役立つ脳科学をやりましょう。

 

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著者:ネコケン
還暦を迎えた現役保健師。30年の現場経験とAI活用術を掛け合わせ、専門職の「余白のある生き方」を発信中。