他のフォルダからのクエリの結合
【クエリ目次】
今回は、他のフォルダのテーブル化された表の結合となります。こちらも見出しは一緒にする必要があります。使いどころは複数人が記録を書いた場合の記録の合体、あるいはシステムから打ち出された複数の同一見出しのファイルを一つにまとめる。実際にシステムファイルから打ち出されたCSVファイルを加工するのに利用したら「40分の作業が15分でできるようになった」という話ももらいました。
ただし、指定のフォルダは固定していて途中で名称を変更されるとリンクアドレスが変更されてしまうので効かなくなってしまいます。階層の浅いところでやるのがよいでしょう。またパスワード入力必要な場合はできません。
①各々の担当者が作成したエクセルブックを”クエリの結合”という名前のフォルダにいれる。エクセルブックの中身は以下のようなデータとなっている。
各々の担当者が作成したエクセルブックを”クエリの結合”という名前のフォルダにいれる。エクセルブックの中身は以下。
②データタブから、”データの読み込み” →”ファイル”→”フォルダから” を選択する。
以下のような 画面に変わる 下部の”結合 ”の▼を押し” データの読み込みと変換”を選択する。
↓
以下のようにクエリ編集画面になる。
上記の完成形はちょっと見栄えが悪いので、クエリ編集画面で”.xlsx”を空白で変換しても良かったかもしれない。記録の合体という方法を考えてみたがアンケートの集計などでも利用できるかもしれません。
以上が、Excel講座のパワークエリ編の実践の全てです。これだけ覚えるだけで(やり方を知るだけで)実践にも使え、自分で調べる事もでき、生成AIにも聞くことも、提案された内容を理解する事もできるようになっているはずです。
次回はパワークエリ編の最終。データを壊されないための工夫を記載しますね。
-ネコケン-