マクロの記録とは?
【目次】
今回から”マクロの記録”について学びましょう!これはExcelで同じ事を繰返しておこなうような作業を”記録”させる事です。
・例えば年度末の統計で“フィルター”を何度も使って必要な数字を求めた場合に手順を記録させておけば、再度同じ事を実施すると、ほぼ一瞬で同じ手順を繰り返してくれます。
・システムから出力されたデータを作業しやすいところまでマクロの記録をします。同じ形式のデータなら数字が違っても、同じ手順で求める数字がでます。すべての作業を自動化できなくてもところどころを自動化させて楽をすることができます。
・第1章で学んだパワークエリよりも自由度が高いです。パワークエリでできないような作業の一部をこれで行うことができます。
今回学ぶのは、Excelのマクロの入り口にあたります。マクロはVBAともいわれプログラミングと同様にコードを使います。マクロの記録は、コードをほとんど作成することなく利用できます。ただし、最低限これだけ覚えて欲しいので紹介します。
第2回目に以下のような作業をマクロの記録を行います。
この場合、ABCDEと同一セルに入力した場合に、記録させたマクロを実行するとAの下にBCDEが同様に貼り付けられます。
今回は、マクロの記録を始める為の準備をします。
〇マクロの記録を始める前の準備
〇準備前のタブをみてみると以下のような状態になっています。この状態ではマクロの記録は使えません!!
〇「ファイル」を選択しオプションを選択します。
タブの「開発」がマクロの記録やマクロを操作するリボンになります。
今回は、短いですがまずここまで出して適当に保存しておきましょう。
次回は、実際にマクロの記録を行ってみましょう!
ーネコケンー