補足回2 作成後のクエリを壊されない為の工夫(保健師、看護師、福祉職のためのExcel講座:パワークエリ編)

壊されないための工夫編

【クエリ目次】

今回も補足回です。クエリに限らずですが、Excelを壊すとか、本来データ入力しなくてもいい場所にデータをいれる人がいるのが悩みです。パワークエリを利用しても元データを修正しないで、クエリの更新後のデータを修正する人がやはり出てくる可能性があります。

そのためクエリを知っている人を増やすだけでなく、所定の場所にデータをいれるように注意を惹かなければいけません。あるいは隠すとか。

 

①ファイル名

ファイル名称の前に「クエリ~」と記載する。こうすることでパワークエリを利用して作成されていると注意がいきます。(マクロの場合はマクロでブックが保存されているのと同じです。)

②元データSheet

次にSheetの名称に元データに対しては、”クエリ前原本(編集可能)”や”原本貼り付け用シート”などの原本であり変更や編集が可能である事を記載し、シートの見出し色を青とします。

③クエリ後データ

また、クエリ後のデータは、”クエリ後データ”とか”クエリ集計表”などクエリ後のデータとわかるように。あるいは”書込み不可”とか記載しておくのも良いでしょう。シートの見出しの色は赤とします。

 

そして次いでにシートの非表示を使いシートを隠すのも一つ手です。

非表示の例

再表示をすると非表示のSheetの名前が表示されるので選択しOKを選ぶと出現します!

こういった形でクエリを壊されないように注意しましょう。時々、バックアップとるといいのですが、なかなかそこまでやるの難しいですよね。

 

一応、パワークエリについてはこれで一旦終了です。ご苦労様でした。状況により派遣先の職場で利用したやり方などアップします。(それが職場のマニュアルとなりますね。)しばらく使わなくても勉強したら「あ、確かこんな事やったな」とか「どうすれば楽になるかな」と考えてくれるでしょう。もとより、このブログのExcel編を見てくれている人は既に生産性の高い人達です。自信もっていきましょうね!!

-ネコケン-

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