★必ず知っておくべきVLOOKUP関数
【目次】
ExcelのVLOOKUP関数は、表の特定の列から値を検索し、対応する値を返すために使用される関数です。突合させるための関数と覚えてください。
実際に例を示しながらVLOOKUP関数を学んでいきましょう!
現場でよく利用される場面の、地区担当表と町名を突合させる方法がよいでしょう。
1地区担当表と町名を突合させる
以下の表を使い突合させます。
ここから関数を入力していきます。必ず半角にしてください。
D4セルに”=”を入力⇒vlまで入力すると候補がでるので選択します。
次に参照する表を選択します。(参照する表は別のSheetに作成していても構いません)
以下新宿1の地区担当の四谷さんが突合され表示されました。
どうでしょうか?とても便利です。
ネコケンは、この関数を知らなかったら”うつ”になって病欠していたかもしれません。職場異動で高齢者の介護予防の業務を行っなったことがあります。数千単位のデータを突き合せなくていけない事がありました。当時、同じ係の新人君だけがVLOOKUP関数を知っていて教えてくれました。(今ならAIに聞けば教えてくれますが…)
皆さんも今の職場がExcel技術がローテクで対応できていても、異動先で滅茶苦茶Excelを使う場所にいくかもしれません。事前に用意しておきましょうね。
さて、なんで$マークを使い絶対参照させるかの解説は以下です。
2絶対参照とは⇒参照先がズレたりしないように固定するため
ここに以下のようなVLOOKUP関数を用意しました。
(例)
=VLOOKUP(A2, $E$2:$G$100, 3, FALSE)
この例では、セルA2にある値をE2からG100までの範囲(絶対参照を使用)で検索し、3列目の値を返し(突合せ)ます。完全一致検索を行うために`FALSE`が使われています。
絶対参照の使用
VLOOKUP関数で絶対参照を使用することで、検索範囲がコピーまたは移動しても変わらないようにします。これは、特に大きなデータで関数を繰り返し使用する場合に有効です。(参照先の表も同時に移動したりしないように、固定しておきます)
絶対参照の設定
-絶対参照を設定するには、範囲のアドレスにドル記号($)を列と行の前につけます。例:`$E$2:$G$100`
ショートカットキーでF4キーを使うととても便利です。
なぜ絶対参照を使用するか
- 関数をコピーまたはドラッグして他のセルに適用する際、参照範囲が変わらないようにするためです。逆にいえば絶対参照しないと、参照先のセルが移動してしまいます。
大体、以上になります。
念のため第4回でVLOOKUP関数も利用したExcelの差し込み印刷も例として載せておきますね。
ーネコケンー