第11回 生後何日目に訪問したかを定期的にだす方法。(数値のフィルタのかけ方)(保健師、看護師、福祉職のためのExcel講座:パワークエリ編)

生後28日未満、120日以上の人数をだす方法

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今回は数値フィルタ-の利用の仕方。これは通常のExcelシートでもありますが、クリエでもできます。統計数値として年に1~2回出す場合は、「どうだったけ?」と考えるよりクリエを作って、元データを貼り付けて更新でサッサッと終わらす。個数を表にするならピボットテーブルを連動させればいいです。ピボットテーブルの解説は後日にします。

こちらを目指します!

①まずは以下のサンプルを作りましょう。

サンプル

②まずはいつも通りクエリエディッタを起動します。日付が時分まででているので日付のみにしていきます。

クエリエディッタを起動させると日付が時分まででてます。↓

↓日付を選択し、”現在のものを置換”を選択します

訪問日も同様に行います

③次に”カスタム列の追加”をクリックし、【訪問日】-【生年月日】として日数を引き算して求める。

カスタム列を整数にして整える

④カスタム列が整数に整えられたら数値フィルターを利用して28日未満をだすために”指定の値より小さい”を選択する。

↓ 28を代入する。ソートされるので”閉じて読込む”

上記のように28日未満が完成する。

⑤120日以上も初めからもう一度おこなう。なので120以上の数値フィルターを示す。

フィルターをかけて”閉じて読込む”と上記のようになります

⑥Sheetの名前と色を変更しましょう。青は元データで赤はクリエ後のデータ。元データに変更を加えた場合、クエリを更新するとデータも新しいものに置き換わります。

以上が日数の分け方になります。数値フィルターの利用を知っていると、65歳以上の人数や0歳から3歳までの人数、0歳から6歳までの人数などわけられます。

一番良いのは求めれたらすぐ結果が出てくる点ですね。

ネコケンにもそんな事がありました。

なお、データ更新については、

nekoken2022.hatenablog.com

こちらの回も参考に!!

 

-ネコケン- 

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