クエリエディッタでインデックス列を作成する方法
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今回は、クエリエディッタ内でインデックス列を作成します。
なぜインデックス列を作成するかというと、既存の通し番号が状況によって昇順がうまく機能しない場合があるからです。
具体的には、
1,10,11,12,13,14,15,16,17,18,19,2,20,21,22
といった形で崩れてしまう事があるためです。
調べると、このデータがテキストとして認識されている為と説明があります。修正を試みても上手くいかない場合に、このインデックス列を事前に作成しておくと便利です。(そもそもExcel苦手で時間もない場合はこのやり方をやってしまった方が早いです)
なお、この作業はできるだけ最後にやりましょう。あるいは一度完成してから作成しても良いと思います。
では実際のやり方です。
①前回のデータを利用しますので前回のデータを開きましょう。
あるいは下記のようなデータを作成してくださいね。
ここでは、前回データを呼びだした形で実施します。新たに作成した場合はクエリ化しましょう。
②テーブルのセルを一つ選択した状態で、リボンのクエリをクリック。
③編集をクリックしクエリエディッタを起動します。
④クエリエディッタが起動されました。この状態でインデックス列を作成していきます。
⑤”列の追加”から”インデックス列”を選択し、”1から”をクリックします。
⑥1から始まるインデックス列が挿入された。
⑦既存の番号列は不要なので削除します。(必要な場合は削除不要)
⑧各列はドラッグ&ドロップできます。インデックス列を移動させます。
⑨インデックス列を移動しました。
⑩”閉じて読込む”をクリック
⑪インデックス列が先頭になった表が完成しました。
以上が列の追加をする方法になります。このあたりは、必ずやるわけではないのですが、知っておくと大変便利です。
実際、大量のデータを加工する際に、通し番号として利用することだけでな、例えば”0から”始まるインデックス列は年齢の代わりに利用もできます。実際、保健分野では利用する機会がありますね。あるは人口動態の年齢階級ごとの人数をだすといった場合です。
では次回は、クエリエディッタ内での”置き換え”を行います。この作業も委託業者がとんでもないExcelデータで報告してきた際など多用します。是非、覚えていただけたらと思います。
ーネコケンー