知っておきべき関数 COUNTIF,COUNTIFS
【目次】
①COUNTIF関数
ExcelのCOUNTIF関数(カウントイフ関数)は、特定の条件に一致するセルの数を数えるために使用される関数です。以下のような条件式になります。
①数字の5以上の個数を数えてみましょう。
ここではセル範囲の設定の仕方も覚えましょう。また関数を扱う時は、半角英数で行います。また基本的にはEnterキーでなく、Tabキーを利用します。(日本語を入力する時は全角で変換を決定する時はEnterキーを使います。)
②保健事業をイメージして
ここで実際をイメージしつつ、事業の数をカウントさせましょう。月5回母親学級がある場合にきちんと全て入力されているかどうかを確認するように別表にCOUNTIF関数をいれてあります。
こんなの簡単と思うかもしれませんが、一人で年間カレンダーを整理するとか、事業担当者に入力させても入力漏れがないように入力できているか等で利用場面はあります。とにかくダブルチェックしずらい状況であると助かります。
②COUNTIFS関数
ExcelのCOUNTIFS関数(カウントイフズ関数)は、複数の条件に一致するセルの数をカウントするために使用される関数です。以下のような条件式になります。
基本的な作成方法は、上記のCOUNTIF関数と一緒です。
①下記のような表で20歳以上の男性の人数を表示させましょう。元の表はテーブル化していません。
20歳以上の男性は3人ですね
②実際に保健師の仕事っぽい表にしてみます。
下記の表はテーブル化した表です。担当者が障害者総合支援の援助対象者と児童発達支援の援助対象者を何人くらい担当しているかを常時確認出来る表にしています。(※自治体によっては障害者総合支援法や児童福祉法の児童発達支援を担当している場合があります。結構問題になっています。)
テーブル化した表で作成すると、表のデータを足すだけで自動的に反映されます。
※注意点ですが、できれば入力規則を設定してください。字がちがったり半角数字や全角数字も区別します。
担当の事業数を一定にしたいとか、一度にどれくらいの件数があるかを毎回フィルタを使って計算して数をだすより事前にセッティングしておけば案外楽できるものです。転記しませんから間違いも少ない。ダブルチェックすることが出来ない場合は、上記関数を使っていれば、フィルタをかけ計算すればよいのです。
上記関数は他でもネットにありますし、なんとなくわかればAIにも聞けます。
それでは次回はVLOOKUP関数を行います。
ーネコケンー