アナログの力でデジタル読書を変える: 老眼と眼精疲労に立ち向かう

アナログの力でデジタル読書を変える

最近アニメーションの「SPY ×FAMILY」を見るようになりました。これは職場の同僚に勧められてなんですけどね。同僚に「自宅では、あまり考えないで見れるアニメなら見る。」と伝えたところ、この作品は「大丈夫」と太鼓判をおされました。
見てみたら本当に眺めてるだけでも面白いし、アーニャは、可愛いし、なんか“ほんわか”しました。
なかなか面白く見れたのと、最近のヒットアニメは少年ジャンプ系列から出てると思っているので、「時流に乗るにはまた少年ジャンプを読まなきゃいけないかな」と思っていました。そして先日、書評に書いた消齢化社会で「SPY ×FAMILY」 の原作は「少年ジャンプ +」で連載している漫画だと知りました。
消齢化社会には、集英社少年ジャンプ+」編集長の細野修平さんのインタビューが載っています。「少年ジャンプ +」は2014年に週刊少年ジャンプの漫画アプリとして創刊されました。ネコケンも当時は読んでいましたが、スマートフォンで読むには漫画形式だとどうしても目が疲れてしまうので、徐々に読むのを辞めてしまいました。また、当時の「少年ジャンプ +」 は今のような形式でなく少年ジャンプでは乗せられないタイプの漫画家の登竜門的な立ち位置にあったのも、読み続ける意識を挫いたのだと思っています。ところが10年も経つと、その中からメガヒット作品がいくつか出ているというのを、この消齢化社会からネコケンは知りました。

世の中の動きをやはり知らないといけないなと思っていますし、この消齢化社会でも書いてあるように、各世代で共通の話題というものが持てるという点で、「最近の様子をきちんと知っていくということも本当に必要なんだよな」と感じていたので、より強く「少年ジャンプ+」を読む動機付けになりました。

早速「少年ジャンプ +」をダウンロードして、「SPY ×FAMILY」 を読み始めましたが、やはりスマートフォンで読むのはピッチ操作で“拡大”はできますが、何と言うか意識が途切れてしまうんですよね。なので LINE マンガにあるような縦型スクロール漫画の人気が出るのも頷けます。縦型スクロールは読みやすいように自分で工夫する手間がかなり省けているのが読まれる理由なんだと思います。また縦型スクロールならではの臨場感の出し方も魅力的です。もちろん漫画そのものを面白いものもたくさんありますし。
そして、スマートフォンで PDF ファイルを読んだりする時に、これも「読みにくいなぁ」といつも思っていました。もちろんタブレットを持ち歩けばそんな手間は省けるんですけれど、タブレットって意外に重いですよね。バッテリーも食うし。また職場で自分のタブレットで書類撮影なんて出来ないしね。なので我が家ではAmazon Fireタブレットが1つあるだけで新たに購入していません。

で、ここからが本題ですが、ネコケンは基本的にデジタル推進派だし、できる限りデジタルで完結させたいと思っています。でも、ここ数年このスマホで読みにくい問題だけは解決できませんでした。まあ年齢も50代後半なので老眼ってのが一番の原因ですけど…。眼精疲労ってのは思った以上に疲労感を産みだします。もちろんスマートフォンには拡大鏡機能もユーザー補助機能に付けられていますが、それだと読んでいる際に意識を途切れさせてしまうことで集中できません。で、解決するには結局アナログの拡大鏡という手段を取りました。さすがに虫眼鏡は、あまり効果的な感じがしなかったので嫌だったのですが、今回たまたま新宿の東急ハンズで試すことができました。これを使ってみたところ、非常に読みやすくなりました。なんと「SPY ×FAMILY」を熱中して読むことができました。「SPY ×FAMILY」はは漫画によくある、小さなコマに“小さな独り言のような会話”をちょこちょこと記入しています。昔の漫画もよくありましたよね。そういったのは拡大鏡を使ってもちょっと見えないので、ほんのちょっとスマートフォンを拡大するだけでとてもよく見えるようになります。しかも集中しやすいし。目も疲れないし、なんと10何年ぶりぐらいに漫画を堪能できたような気がしました。
デジタル機器とアナログな拡大鏡というのは見た目があんまり良くないとは思いますが、これはこれで“とてもアリかな”と思います。何と言っても慣れてしまうとスピードが圧倒的に早いんですよね。で、この拡大鏡のいいところは結構軽くて、背広の内側の胸ポケットにちゃんと収まるんですよ!職場は、まだまだ紙ベースのものもあるし、研修の紙のプリントなんかは字が細かくて読む気になれなくて、つい飛ばし見しちゃうんですよね。でも、これを使えば大変楽に読むことができます。何が違うのかと言うと円と四角の違いなんでしょうか?写真で見てもらうと分かるように、長方形でほとんどスマートフォンの画面の大きさと一緒なんですよね。なので、違和感なく使えるのかなとも思っています。本当は拡大しているところも写真に撮りたかったのですが、上手く撮影できず断念でしました。



デジタルの基本はスピードが早いことなので、デジタルで不十分なところはアナログでそのスピード感を補っていくというのが良いのだと改めて思いました。
皆さんも試して見てはいかがですか?これから暫くはデジタルとアナログを使いやすくする融合が必要だと思いますしね!
なお、今回もスターバックスで音声入力を使ってブログの原稿を入力しました。原稿作成などスマートフォンの音声入力を使うのもとても便利ですよ。

 

ーネコケンー

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